てんかん治療薬に使われる成分カルバマゼピンは主にてんかん治療薬で有名なテグレトールの主成分として使用されています。当サイトでは成分カルバマゼピンについて本や説明書からは学ぶことのできない利用者の口コミや体験談を中心にご紹介していきます。

カルバマゼピンの体験談を語る女性たち

気道に嘔吐物が詰まる熱性痙攣とカルバマゼピン

人口の約1%が患者とされるてんかんは、大脳皮質神経細胞の局所や全体で過剰な電気的放出が引き起こされる事により、痙攣や嘔吐、意識障害などの症状が繰り返される疾患であり、異常な発熱以外の要因により発症するケースがほとんどです。
てんかんの治療には、バルプロ酸ナトリウムやカルバマゼピンなどの抗てんかん薬が処方され、バルプロ酸ナトリウムは特発性全般性てんかんの第一選択薬であり、カルバマゼピンは局在関連てんかんの第一選択薬です。
熱中症の熱痙攣と混同される熱性痙攣は、生後3カ月から6歳までの7%~8%の乳幼児に発症する事が多く、中枢神経感染症や代謝異常、頭蓋内感染などのけいれん誘発性疾患を起因としない発熱により体温が急激に上昇し、大脳が痙攣を起こし易い状態になり、何らかのきっかけで痙攣を引き起こします。特に39℃以上の発熱は、熱性痙攣を引き起こし易くなります。
熱性痙攣は、特に1歳~2歳の乳幼児に多く発症する事もあり、嘔吐物が鼻に詰まる事や喉に詰まる事が多くあるので、頭を横に向けて嘔吐物が詰まる事の無い様に目を離さず注意深く見守る必要があります。
熱性痙攣は、てんかん様相症状を呈しますがカルバマゼピンなどの抗てんかん薬を投与せず、発作の沈静化に合わせて解熱する為にアセトアミノフェン系の解熱剤などを投与し、痙攣の予防には重積状態での第一選択薬であるジアゼパムが処方されています。
熱性痙攣には、全般発作が数分~15分程度続く単純型と15分以上続く全般発作や部分発作が24時間に複数回発症する複雑型があり、高熱が数日続いて痙攣を発症した場合には髄膜炎や脳炎の恐れがあります。
又、複雑型熱性痙攣を発症する乳幼児・小児は、わずかではありますが将来てんかん発作を発症し易くなり、発育にも影響をきたす場合があります。
また、短い発作がまれに起こる場合がありますが、この短い発作は脳への損傷は心配ないとされており、繰り返し起こる発作の場合は発育中の脳へ影響が出る可能性が示唆されていますが、これについては現在も議論が交わされています。